初生 笠井叡 ダンス@宇宙の日

好きなことをやろう!
って…自分に言ってるんだなあ。。www
と、前日のブログ見て思う…  (-_-#)

同時に、好きなことが多すぎるのだなあ。。www
あれもしたいこれもしたい。と興味の尽きない
いきあたりばったり人生。

どんな時も、一生懸命その瞬間に生きてきたけれど
エネルギーが散ってるのは否定できないかもね。
集束する力が今の私には必要なのだろうか。

深い呼吸で、不要なものを出していこう。
グラウンディングすれば、キミのからだは通り道。
宇宙の源にツナガルよ。


病院に早めに出かけて、日課を終え…吉祥寺へ向った。
久しぶりに観るダンス公演だ。ピナ以来かな。

迷ったけれど、今必要な心の滋養のような気がしたから。

笠井叡(あきら)氏は、私にとって、
半ば伝説に近いお人。
ライブで舞台を観たことが今日までなかった。

かつてのダンス雑誌で目にした写真では、
額のあたりが若き日の パンキッシュな
BRIAN ENOを彷彿とさせる風貌を呈しており、

視線を落とし、ゆったりとしたローブに身を包んだその姿は、何とも神聖で宇宙的なエネルギーに纏われていたものだ。

月日は流れ、オイリュトミーやシュタイナーというキーワードもリアルにつながり、
今回の機会は、やはり自然な訪れなのだろう。

しかも楽曲は、大好きなカルミナ・ブラーナ。
その昔所属していたダンスカンパニーのブラジル巡業で踊った作品だ。
すごく原初的ディオニソス的で太巻きな味わいあり、かつ
聖俗往来するエネルギーが満載。(と私には感じられる)
高揚感、情動性ともに申し分ない。
最近では過剰なドラマ性を演出する音効として耳なじみあるかも。

果たして、素晴らしい公演だった。

太陽と月が光りを分かち合うかのように、上下(カミシモ)から
笠井氏と黒田氏(Batik主宰)が引き合うように近づき
磁場を生み出していく幕開き。

残り9人のダンサーたちを含め、ある時はグラヴィティにまみれ、
また解放され、スーパー有機的なコズミックダンスを繰り広げる。

滑らかに和合し、光りのベルトの中で闘い合わせもする、無垢な惑星たちか。

面倒くさいメタファーを徹底的に排し、原初の生命体エネルギーでもって
ノンストップに、めくるめく宇宙空間が創出されていくのだった。

まさに、宇宙の果てまで連れて行ってもらった気分。 

これ以上ない終了感をたたえた曲にもかかわらず、
安い終末観から顔をそむけるように、静かに抗う。
じゃんじゃん!とは終わらないのよ。

わずかばかりペシミスティックに枯れゆく
余韻溢れるエンディングは、むしろどこか
救いの光りが浮かび上がる、永遠なる時とも感じられるのだった。

ピュアにやりきって爽快痛快!

私のレジェンド笠井叡は、
イメージを軽く覆して、なお彼方へと誘うほど凄まじく、
つけまつ毛はあまりにもチャーミング。
真実なる純白のオーラに包まれたアンドロギュニュスなのでした☆


いつも楽しくて深いカルチャー談義をシェアできるMちゃん、ありがとーでした♪
於☆吉祥寺シアター:ニューヨークのアンダーグラウンドな雰囲気。
          見やすくてサイズも好き。いい劇場だー。

コメント

  1. 私も楽しいときが過ごせてとっても嬉しかったです。
    ここのところ、精神的に貧しい生活を送っていたのでまさしく「心の滋養」となりました。誘ってくださってありがとうございます!

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  2. > M.さん

    ありがとう♪
    また是非おつきあいくださいね〜☆

    人生のその時に出逢う芸術って意味あるよね…二次元アートでも、舞台でも…
    たくさんメッセージ受取るのも楽しいし、理屈抜きに浸って味わうのも素敵☆

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