深呼吸の必要
予々(かねがねとはこう書くらしい)、相撲の立ち合いって面白いなあと思っていた。
世界中見ても、対戦する二人(二組)が、
互いの呼吸を合わせる(合意)ことで試合を始めるスポーツって、
他にないような気がする。
(詩人のジャン・コクトーはバランスの奇跡と言ったらしい…by wikipedia)
普通なら、レフェリーが「プレイボール」と言ったり、笛を鳴らしたりして、
試合の開始を合図するところ、
試合の開始を合図するところ、
相撲の場合、行司さんはただ見守るだけ。
あくまで、本人たちの「間合い」で始まるのだもの…。
時折、制限時間いっぱいになっても、なかなか立ち合いがうまくいかなかったりして、
そんな時は、土俵際砂かぶりの席で腕組みして座ってる親方が
「コ・キュウ・ア・ワ・セ・テ」なんて、大声は出さずに口を読ませていたりしてる。
自分の事だけ考えていちゃ始まらない。それって凄くないですか。さすが日本の国技!なんて思ってたわけです。
他の人やモノと呼吸を合わせると、「ひとつ」になって、いろんなエネルギーが生まれてくるんだね。
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