160226 Terrain Vague @温室
先日「生物多様性(=biodiversity) と健康」というワークショップ@温室( 塚田 有一さん主宰
坂田まさこさんより興味深いお話をたくさんお聴かせいただく機会を得ました。
「生物多様性」のトピックはそれ自体たいへん奥深くさまざま連動しているテーマですが、
今学んでいるアーユルヴェーダの、個々を診ていくというアイデアを再認識する
一つの視点ともなったのでした。
昨今の国際会議では、先進(と呼ばれる)諸国と
先住民が7割を超す国が、同じ卓上で意見交換を行っていて、
西洋だけでない自分たちの「科学」があるのだという
長年のいのちの哲学に基づいた活発な発言が注目されているのだそうです。
"健康とは、抗生物質を飲んで単に己のからだが治ればそれでいいというわけではなく、
それだけでは健康とは呼べないこと。
地球全体のバランスが崩れてしまうことから健康を考えていくこと。"
今さらながら目の醒めるお話の数々。
西洋医学を否定しているのではないのです。念のため。
ここ本当に誤解を招きやすくて、不本意なので。私個人日本の医学の現場で
たくさんの素晴らしいお医者様にお世話になってきました。
自分・家族含めて…。そこへの感謝もむしろわくよね。いのちのことを思いを巡らせると…
で、その国際会議でもアーユルヴェーダを含む
さまざまな伝承医学も大きく見直されているのだそうです。
確かに3000以上もの薬草をどのように処方すればよいのか、
すべて心身で解っている”メディスンマン” の知力やエネルギーにはひれ伏すしかないけれど…
(こちらは…アーユルヴェーダの生薬を数種覚えるのすら四苦八苦してるのに…
…って比べるのも失礼千万ですが…)
何かできることたくさんありそうで光を見る思いでした。
全くエコロジカルな生活とは程遠く意識も低い私めですが…
多少なりともいのちの本質について自ずと考える機会を与えてもらってるのを感じています。
さてそして意識からの実践となるわけですが…
むしろ都市生活者としての新たな修行ではないかと思うわけであります。(言い訳)
まずは感謝しながらも、安易に頼らないという修行から始めたいと思います。
修行修行ってくどいけど…( ̄▽+ ̄*)
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