東京の ”ヒマラヤ”
それは音もなく舞い降りて
しばらく眼差しをはずしている間に
すっかりあたりを包み込んでしまい
白い微笑みとさらなる静寂をプレゼントしてくれた。
昨日は、午前中のクラスを行っている間に、
忽ちテラスが白いふかふかの絨毯になりました。
クリスタルの六角形の翼をまとった妖精たちが
静かににぎやかに伽羅伽羅と笑っているようにも思えました。
久しぶりに体感する
一瞬のような永遠のような時間。
サンスクリット語で雪はhima laya は家
東京がヒマラヤになれる夢の時間。
まさに人の海の只中で暮らす私たちが
限りなく執着を手放し存分に修行に身を窶せる高みの場。
ヒマラヤに姿を変えている瞬間を味わう幸福なひとときです。
静かに目を閉じて坐れば、
いつもよりいっそう内側に
そして宇宙にハートが解け合いそうな一日。
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