暖かさに囲まれる、無邪気な魂☆
「今日は歯を磨くのに、結構格闘だったんですよー
30分くらいかけたかなー お口開けてくれなくて〜」
笑いながら看護士さんとそんな話を交わしていると…
かすかに微笑んでいるとしか思えない
無邪気な表情を浮かべている。。。
それを見て、「あームラヤマさん、聞いてるわねー」 ≧(´▽`)≦
いつも笑顔で彼に話しかけながら看護に携わってくれる彼女は、
高校生の時に親が人工呼吸器をつけて闘病している姿を
なかなか受け入れられなかったそうだ。。。
さりげなく息子の気持ちを代弁してくれる、まさに白衣の天使。
何だか不釣り合いの、ガリ勉くんみたいな黒ブチ眼鏡をかけて、
いつも、こんにっちわあーと元気よく入ってこられる
少々年配の職員さんは、いつも病室に訪れると
「タカフミくーん!!」と大声で名前を呼ぶ。( ̄▽+ ̄*)
「良い顔してるね、今日は! 奥さんが来てると、
ぜっんぜん違うね、表情が。 そうです。素晴らしいんです! 生きるんです!
スーパーですから。スーパームラヤマ!」………
なーんて、不思議かつ何だか妙に説得力のあるフレーズを残して、
出て行かれる…すてきなおばちゃん。
私がいない時もきっといつもこうやって励ましてくれているんだ。ありがたい。
病室で私がかけている音楽にもすぐ反応して、「サラ・ブライトマンのコンサートに
行けるかもしれないのよ〜〜、あー行きたいわー」と嬉しそうに話してくださる。
若い男子看護士さんは、私が病室に到着するなり、
「今日はね、ムラヤマさん、とっても調子いいと思うんですよ。
僕と目が合ってる感じするし…」と自分のことのように嬉しそうに話してくださる。
大事な友が送ってくれたCDをかけていると、主治医の先生が
「これは〜? どこの国の音楽ですかね〜」と興味深そうに聞いてくる。 ≧(´▽`)≦
「インドですよお。シタールっていう楽器でね、倍音とかも豊かなんですぅ。
これを聞いてて意識が戻った人がいたらしいよって…お友達が送ってくれたの」
「あーいいですね〜 やれることは何でもやりましょー!!」
そして、遠くからのたくさんの祈りの声…感じられるあなた、そして私はシアワセだ。
いつもやってもらうってこと、受取ることの苦手だったあなたです。
今は、赤児のように、我が身を100%人さまに委ねばならないこの状態を
味わっているでしょうか……。 私には、
楽しんでいるように思えるよ。
人工呼吸器も取れて、少しの酸素と自発呼吸。
カラダは心臓も含め、とても安定してきています。
それでも先生からの二度目のお話をうかがって…
信じる気持ちが右往左往して…涙が止まらなくなったから
我慢しないで、たくさん流した。流した。流した。
そうして、少し手放せたのでした。
あの時の彼はいない…とか、
過去にどうしても寄りかかってしまう気持ち
100%ではないけれど…少し離れることができた。
今ここまで来てしまっていること。
それがどんなシナリオだとしても、
幕が開いてしまった後は、後戻りできません。
与えられた状況に抵抗しても仕方ないもの…生きていくの。
そこに、ようやく、重い足取りながらたどり着けたかもしれない。
奇跡は、勝手に起こるものじゃない…起こすもの。
一緒に奇跡を起こそうねって手を握って、今日も病室を後にしたのでした。
すべてにありがとう
☆
30分くらいかけたかなー お口開けてくれなくて〜」
2010.8.23. ゆでたまごのような |
笑いながら看護士さんとそんな話を交わしていると…
かすかに微笑んでいるとしか思えない
無邪気な表情を浮かべている。。。
それを見て、「あームラヤマさん、聞いてるわねー」 ≧(´▽`)≦
いつも笑顔で彼に話しかけながら看護に携わってくれる彼女は、
高校生の時に親が人工呼吸器をつけて闘病している姿を
なかなか受け入れられなかったそうだ。。。
さりげなく息子の気持ちを代弁してくれる、まさに白衣の天使。
2010.8.23. cocktail moon |
何だか不釣り合いの、ガリ勉くんみたいな黒ブチ眼鏡をかけて、
いつも、こんにっちわあーと元気よく入ってこられる
少々年配の職員さんは、いつも病室に訪れると
「タカフミくーん!!」と大声で名前を呼ぶ。( ̄▽+ ̄*)
「良い顔してるね、今日は! 奥さんが来てると、
ぜっんぜん違うね、表情が。 そうです。素晴らしいんです! 生きるんです!
スーパーですから。スーパームラヤマ!」………
なーんて、不思議かつ何だか妙に説得力のあるフレーズを残して、
出て行かれる…すてきなおばちゃん。
私がいない時もきっといつもこうやって励ましてくれているんだ。ありがたい。
病室で私がかけている音楽にもすぐ反応して、「サラ・ブライトマンのコンサートに
行けるかもしれないのよ〜〜、あー行きたいわー」と嬉しそうに話してくださる。
若い男子看護士さんは、私が病室に到着するなり、
「今日はね、ムラヤマさん、とっても調子いいと思うんですよ。
僕と目が合ってる感じするし…」と自分のことのように嬉しそうに話してくださる。
大事な友が送ってくれたCDをかけていると、主治医の先生が
「これは〜? どこの国の音楽ですかね〜」と興味深そうに聞いてくる。 ≧(´▽`)≦
「インドですよお。シタールっていう楽器でね、倍音とかも豊かなんですぅ。
これを聞いてて意識が戻った人がいたらしいよって…お友達が送ってくれたの」
「あーいいですね〜 やれることは何でもやりましょー!!」
そして、遠くからのたくさんの祈りの声…感じられるあなた、そして私はシアワセだ。
いつもやってもらうってこと、受取ることの苦手だったあなたです。
今は、赤児のように、我が身を100%人さまに委ねばならないこの状態を
味わっているでしょうか……。 私には、
楽しんでいるように思えるよ。
人工呼吸器も取れて、少しの酸素と自発呼吸。
カラダは心臓も含め、とても安定してきています。
それでも先生からの二度目のお話をうかがって…
信じる気持ちが右往左往して…涙が止まらなくなったから
我慢しないで、たくさん流した。流した。流した。
そうして、少し手放せたのでした。
2010.8.23 milky way |
過去にどうしても寄りかかってしまう気持ち
100%ではないけれど…少し離れることができた。
今ここまで来てしまっていること。
それがどんなシナリオだとしても、
幕が開いてしまった後は、後戻りできません。
与えられた状況に抵抗しても仕方ないもの…生きていくの。
そこに、ようやく、重い足取りながらたどり着けたかもしれない。
奇跡は、勝手に起こるものじゃない…起こすもの。
一緒に奇跡を起こそうねって手を握って、今日も病室を後にしたのでした。
すべてにありがとう
☆
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