160719 愛です💓『 没後10年 Nam June Paik展』ワタリウム美術館


"I miss 80's..."

展示のvideo作品を観ながら、家族で訪れていた
外国人(ツーリストではない感じ)の女性が
ため息まじりにつぶやいた。

何だかとても共感。心の中でおおきくうなずいた。

Nam June Paik氏が仏教や禅とつながり深いことは
当時20代半ばだった私は全く知らず…

ただただこのサスペンダーがお似合いの
inner smileに溢れたおじさんに惹かれてやまなかった。 

作品のどれもが、私にとってはとにかくかっこよくて
その視覚へのご馳走は鮮やかに染み渡り
今考えれば執着のない 距離感と清々しいユーモアに
言葉にできない心地よさを感じていた。 

大々好きなLaurie Anderson💕やPeter Gabriel、urban sax, philip glass
そしてMerce Cunningham…を観られるだけで幸せだった。


ワタリウム美術館で現在開催中の展示作品は、
どれもこれもじっくり観たい魅力溢れる内容。

正直もう少し時間取って行けばよかった…

こんなにも愛だとは…

"…パイクが計画した「バイ・バイ・キップリング」とは、
ラドヤード・キップリングが
"East is East, West is West, Twin shall never meet" 
という有名なメッセージを吐いたことにバイバイしようという意図によっている。
西と東の文化には埋められない断絶があるというメッセージを反故にしようというのだ…"

上記は松岡正剛氏の、パイクが亡くなった際のテキストより抜粋したもの。
このテキストの本編はコチラで★★★  

ワタリウムでの展覧会は没後10年を記念してのものだけれど
出かけた日は期せずして、ちょうど氏のBirthday Eveにあたる日だった🎂

期間の前半後半で、プログラムも異なるのだそう。
後半もさらにさらに楽しみ💞

◉ワタリウム美術館

◉ "Good Morning,Mr.Orwell"



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