アートで自分を映してみる

薄曇りの昼、久しぶりに出かけた新国立美術館。

素敵なご縁をいただいている友人と(人生の先輩なんですけれど、スミマセン)
数年ぶりにランチを実現することができました。

著名な写真家のパートナーでありマネージャーとして支えている美江子さん。実は15年ほど前まで住んでいたマンションのお向かいがその事務所&スタジオだったことがご縁のはじまりでした。以来、公私ともにお世話になっています。

サッカー(サッカー談義につきあっていただける数少ない女性!)から子育て、映画にアート、漫画に至るまで、豊富な話題を楽しませていただいています。 まさに Time flies! 飛ぶような時間でした。

レストランを出ると、美大の卒業制作展が目に入ったので立ち寄ってみることに…。展示作品の数は膨大で全部は見尽くせませんでしたが、興味を引く作品もたくさんありました。

自己セラピー的に心の奥の暗部がほとばしっているもの、

社会的な視点を無骨に提示しながらも次のステップを模索しようとしているもの、

身の回りの「綺麗」に素直に反応しそこに自分なりのタッチを重ねているもの…
学生の特権でしょうか。自由度を存分に満喫していたり、あるいは呪縛されていたり…。初々しい作品の数々にこちらもとても素直な感情を楽しめました。

かつては、表現=エゴ(自我)とばかり錯覚していた時期もあったように思います。
そこを超えてやっぱり宇宙と繋がってる感覚をどこかに感じさせてくれると作品との距離感も一気に親密になるんだよね。作品のコアの強さにもつながる。

そんな芸術作品を通して、自分の中にもともと持っている様々な要素を覚醒させて確認していくことも必要なことなんだな、とつくづく思う。心のカラフルがもっと心地よくなってくる。
美しいものに、もっともっと出会って触れていきたいね。

写真は好きだった作品3つ♪

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